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TOP > 萩心塗装 日記 > 外壁塗装の見積りのポイントについて
外壁塗装の塗り替えを定期的に行うことで、大切な建物の資産価値を下げることなく長期間維持することができます。
外壁塗装の専門業者を選ぶ際のポイントについて少しアドバイスしたいと思います。
最近では、テレビのCMなどでも外壁塗装の塗り替え宣伝などが流れる機会があるので意識する方も多くいるのではないでしょうか?
外壁塗装を検討する場合は、最低でも3社ほどの業者から相見積もりをとり施工価格を検討することが望ましいです。
その場合、施工の内容をすべて同じ内容(条件)で見積りしてもらうと比較検討しやすくなります。
業者に任せて見積り依頼した場合、業者Aと業者Bの提案する施工内容が異なると、当然施工価格も異なりますので、「どちらの施工が我が家の建物にとってふさわしいのか?」を判断することが困難になってしまいがちです。
例えば、業者Aは、シリコンプランの提案、業者Bはフッ素プランの提案などと、施工プラン(塗料グレード)が異なれば当然施工価格に差がつきます。
これは、塗料のグレードとしてシリコン塗料とフッ素塗料の仕入れ価格が3.5倍から4倍しますので当然なのですが、こうなるとお客様で価格の違いと施工品質の違いを判断するのはとても困難になってしまいます。
同じ品質で価格のみを比べる際には、同じ塗料グレードで見積り依頼するのが一つのポイントになります。
お客様側からの依頼を第一優先に受け入れてくれる業者か、業者側からの提案を優先する業者なのか、最初に判断してほしいのはその点です。
プロとして専門知識があると、どうしても業者側の意見を聞いてもらいたくなりますが、依頼者様のご要望にお応えするのがやはり第一条件であり、お客様からアドバイスを求められた際には的確にお答えしなければならいのだと思います。
当店は、三重県津市で塗装業を営んでいますが、見積り依頼の場合はやはり相見積もりの中の1社ということになります。
お客様から、他社の見積もり内容を見せてもらえる機会はほとんどありませんので、他社施工価格については知りえないのですが、先ほどの施工内容(施工プラン)はお客様にお聞きして、同じ条件での施工金額を見積りとして提示させていただくようにしています。
その場合の提案塗料についてですが、当店でおすすめする提案塗料と他社が提案する塗料ではメーカーが違う場合があって当然です。
日本の建築塗料の3台大手メーカーは、SK化研、日本ペイント、関西ペイントといわれ、広く認知されているところです。
当店では、SK化研をイチオシのメーカーとしていますが、他社日本ペイントや関西ペイントを否定しているわけではなく、在庫管理の面や、新製品仕入れ面がスムーズに行えるためです。
2019年9月現在では、コストパフォーマンスに優れるラジカル抑制型塗料を扱っているという点も一つの理由です。
同じ、グレード。例えば、シリコン塗料なら、どのメーカーのシリコン塗料でも品質は同等ですのであまり塗料メーカーにこだわる必要はないと思います。(上記3大メーカーなら)
訪問販売業者の中には、当店独自の開発などという売り言葉で特別感を出して売り込む業者も一定数いますので、注意が必要です。
塗料開発には、国家資格がいるのは当然ですし、開発費用には数十億円の膨大な費用が必要なので新規参入できる業者はほとんどいないのが実情だというところです。
日本ペイント、関西ペイント、SK化研の3社以外にもおおく塗料メーカーはありますので一概に言い切ることはできませんが、先ほどの3社は建築系の塗料メーカーとしての信頼度は安心度が高いといえる大手メーカーです。(一業者としての見解です)
外壁塗装の見積もりでのポイントは以下の通りです。参考にしてください。
◇まとめ◇
〇外壁塗装は、3社以上の相見積もりで行う。
〇同じ施工プラン(グレード)で相見積もりしてもらう。
〇大手建築塗料メーカーの塗料で施工する業者を選ぶ。
ハギシン塗装 代表者 萩原悟