2024/08/13
難付着サイディングへの外壁塗装の注意点を公開しました
2022/08/17
建築系塗料の製品情報(基本情報)記事を日記に追加しました。
2022/05/21
住宅塗装に使用する塗料の耐久バランスについて紹介しています。
近年の外壁塗装では、シリコン樹脂塗料やラジカル抑制塗料を使用する割合が圧倒的に増えています。
どちらも、密着性、防汚性に優れ、費用面でのコスパバランスも非常に高いので当店でも積極的に使用しています。
注意点としては、これらの塗料を使用する際の下塗り塗料の選択です。
既存(新築時)の外壁の種類によっては、従来の下塗り塗料ではこれら塗料の密着性が極めて低下することがあります。
具体的には以下の様な外壁の場合、専用の下塗り塗料を選択する必要があります。
〇光触媒コーティングが施されている
〇無機コーティングが施されている
〇フッソ(親水性)コーティングが施されている
これらの特殊コーティングは、主に外壁を汚れにくくするためのセルフクリーニング効果を狙ったものです。
サイディング施工価格が高額な分、耐久年数も非常に長く、通常は20年間は外壁塗装をおこなわなくてもよいといわれています。
2001年以降に建てられた住宅では、これらの特殊コーティング外壁が使われていることがあります。
耐久年数20年から逆算すると、2020年の現在がちょうど20年目になりますので、外壁塗装塗り替えの際には特殊コーティングが施されているのか否か、正確に判断する必要があります。
新築施工時の施工内訳書類などで確認できない場合の、見極めのポイントとしては、2001年以降に建てられたかどうか、チョーキング現象が発生していない(ほとんど発生していない)、強溶剤(ラッカーシンナー)を付けても旧塗膜が溶けない、などです。
それでも確実な判断ができない場合は、専用の下塗り塗料を使用するほうが安心です。特殊コーティングに対応している下塗り塗料を使用すれば、仕上げ用塗料は従来のシリコン塗料、ラジカル抑制塗料で何ら問題ありません。
当店では、上記特殊コーティング外壁の塗り替え時には、エスケー化研の「ハイブリッドシーラーEPO」または「水性ハイブリッドシーラー」を使用しています。
一見しただけでは、特殊コーティング外壁なのかそうでないのか、判断することはできませんので、現地での下見の際にまずは既存外壁の状態から確認することが大切です。
外壁下地についての知識や施工経験に乏しい業者さんの場合、通常の下塗り塗料を選択される場合もありますので、その場合、将来的に塗装がはがれてしまうなどのリスクが高まってしまいます。
外壁塗装をご検討の場合は、地元三重県の職人直営施工店の当店に一度ご相談ください。
創業29年の豊富な知識と経験でお客様の資産価値向上をお手伝いしております。
もちろんお見積りは完全無料です。ご相談だけでも迅速・丁寧に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
ハギシン塗装 代表 萩原悟